一晩中陽が沈まないから窓のカーテンを閉めないと眠れない。
北欧のフィンランドやスエーデンでもそうだったが、私は夜中に起きて写真を写した。日本の曇り空程度の明るさがあり、
ヘッドライトを点けなくても十分道路をバイクで走ることが出来る明るさなのだ。
この日はややガスがかかっていたが、晴れているならもっと明るいはずだ。アラスカの北半分は道路も一本道、夜は明るい
から犯罪者など起こらない。事実、道中一度も私はパトカーたる警察官を見ていない。