
| 出発して2日目の朝、ガソリンを満タンにしてTokと言う町を出発。朝の内にカナダへの国境へ到着。 | |
| アメリカ側(アラスカ州)での出国の審査は省かれ、カナダとの緩衝地帯へ入った。上の写真はその緩衝地帯にある | |
| モニュメントで、この先がカナダのユーコン州を指し、後方が走ってきたアラスカ州になる。 | |
| 「さあ、いよいよカナダ入国だ」。ガソリンスタンドが少ないとは聞いていたので、F700GSのFUELゲージが半分になったら | |
| 補給しようと思っていたが、ここではまだ半分以上を表示していたので給油しなかった。ところがこれば大きなミスであった。 | |
| 行けど行けどスタンドが無い。その内ゲージは最下位になり警告灯が点灯した。山の中で車も非常に少なくなっていた。 | |
| 途中、停車していた乗用車にガソリンの予備を持たないかと聞いたが、持っていなかった。民家も全くない山の中。顔が少し | |
| ずつ青ざめて来た。ここはシベリアでもないのに、と思いながらしばらく走ったら、道路脇にキャンピングカーが止まっていた。 | |
| 再度聞いてみたら、彼らは持っていた。初老の夫婦はポリ容器の予備のガソリンを気持ちよく分けてくれた。助かった。 |