アルプスを越えてチューリヒへ  7月19日   
 アルプスとスイスの風景は実にきれいだ。
昔から一度はバイクで走ってみたい場所の一つで、
今それが堪能できたと思いながら、周囲の景色を
じっくり見ながら走り続けた。
何かイベントがあったのか、チューリヒ方面から登
ってくる1950年代のアンティークなバイク達と何
度もすれ違いながら、お互い手を挙げて挨拶を交
わした。エンフィールド2台とすれ違った後、ノートン、
BSA、トラ、ベロセット等のブリティッシュが多かった。
SAでのキャンプ
 アルプスを降ったのはもう夕刻で、キャンプの場
所を探しながらSAを物色した。辺りが暗くなる頃、
チューリヒの手前40キロのSAにテントを張ること
にした。
隣のベンチで数人が楽器を演奏しながら酒を飲ん
でいたが、もうこの頃はキャンプにも慣れていた。
どこからか男が近づき、テントの周りを行き来して
何か言いたそうであったが、びくびくせずにどっしり
構えていたら、そのうち男は居なくなった。
チューリヒの街角で
翌朝5時半に起きてバーナーに火を付け、残って
いる非常食用の赤飯を食べた。
チューリヒに着いたのは午前8時10分、街角のビ
ルと地下道入り口の壁の間にR50を止め、ハンドル
ロックとチェーンロックをかけて、徒歩でインターネ
ットカフェを探す。
リスボンからデーターを転送して以来、5日目のデ
ーター転送になるが、携帯していたパソコンは液晶
が壊れたので送り返し、画像の転送は不可能にな
っていた。チューリヒでのカフェは、インターネット使
用料がこれまでになく高かった。