今回はBMWスイスからF700GSの提供を受けた。そして
今回は単独ではなく家内とのタンデム走行となった。
写真はセルビアからブルガリアへ入った道路での休息。
クロアチア共和国での道路標識。
直進がセルビアのベオグラードを指し、右折すれば
ボスニアヘルツェゴヴィナのサラエボ方向を示す。
ユーロ圏からトルコへの入国の際、書類不備が発覚。
BMWから新たな書類が伝送され、一時間半の時間を
つぶして何とか入国を果たしたときの国境での写真。
スイスを出発、ドイツを経由してわずか4日目の
夕刻にイスタンブールへ到着した。旧市街地は
坂と石畳の街で、何とか安いホテルを見つけた。
ブルーモスクはイスタンブールで最も有名な世界遺産。
内部に入るには女性はスカーフをかぶり、肌を出すこと
は出来ない。どこからかコーランの祈りが聞こえてくる。
アヤソフィアの聖堂は1500年間も健在だ。
歴史を感じる内部の大ドームにはイスラムの
アラビア文字やモザイク画が見られる。
トプカプ宮殿からボスフォラス海峡を渡る橋を望む。
奥は黒海へつながるが、明朝はこの橋を渡って、
いよいよ目的地のアジア側(中東)へ足を踏み入れる。
立ち寄ったドライブインでトルコの「グリーンティー」
を店のオーナーにご馳走になった。彼はシリアに
近い自分の農場で栽培していると自慢していた。
トルコからブルガリアへの国境では920台ものトレーラー
が貨物の検査待ちで列をなしていた。イスラム国による
ユーロ圏への対テロや難民対策であろう。
ブルガリアで見た火力発電と原発(右端)。
原発の冷却水はドナウ川の支流へ流し込んでいた。
手前には柵も無く、容易に炉へ近づける。
ここはルーマニアのブカレスト中心地。
奥の建造物は”国民の館”で、銃殺刑となった独裁者
チャウシェスク大統領の私欲を満たすために造られた。
ハンガリーのブダペスト。写真は旧市街ブダ側の王宮の
丘の宮殿内部の庭。ここへバイクで入れたのは偶然で、
本来は遠慮しなければならない場所だったようだ。
王宮の丘へ登るケーブルカーから写したペスト側の風景。
ドナウ川に架かるこの橋はブダ側とペスト側を最初に結ん
だ”くさり橋”。1849年に完成したこの橋は観光の目玉。
王宮の中心になるシンボル。最上階にベランダが
あるが10名ずつしか上がることが出来なかった。
沢山の人が顔を出すと景観が壊されるからだろう。
東ヨーロッパを旅するとハイウェイのサービスエリアに
ホテルが点々と存在する。これは非常に便利だ。
ブルガリアでは朝食付き2名でわずか2,800円だった。
チェコのプラハでは丘の上に建つプラハ城へ。
写真の正門付近はあいにく改装工事をしていた。
この日は一泊して翌日徒歩で内部を見学した。
プラハ城では衛兵の交代式が行われていた。
この奥には圧倒的な迫力で迫る聖ヴィート大聖堂が
そびえ立つ。内部は見事はステンドグラスがいくつも。
出発の当初、急ぎすぎたために終盤で日程が余って
しまった。そのため計画を変更し、イタリアからスイス
へ入ってアルプスの最高峰モンブランを見に行った。