ロシア出国ゲート
 ホテルを早朝出て、フィンランドへ向かうM10
の道路はきれいだ。ヨーロッパからの車が入って
くるから特に整備がされているのであろう。
国境に着いたのは思いの外早く昼前に着いた。
ロシア側の国境警備は万全で事前に2カ所のパス
ポート検査があり、左の写真はその2番目で、私
がこっそり写真を撮ったらフラッシュが光り、彼ら
が写真は駄目だと言いながら近づき、お金をプレ
ゼントしろと言い出した。出国したら残っているル
ーブルは紙くずだから、私は財布の100ルーブル
札を彼らにそれぞれ与えると、若い警備兵の彼ら
はキャッキャ言って喜んだ。その後、写真を撮っ
ても良いと言って写したのが左の写真だ。
ロシア出国、フィンランド入国  6月30日
 ロシア側の出国は先ず手前のゲートでパスポ
ートの確認がある。それから次のゲートで出国の
申請をして、積み荷の検査がある。この検査は
簡単に済んだ。
バイクの運転許可証を返納して最後に出国許可
のスタンプをもらう。それから緩衝地帯を300m
位進んで、今度はフィンランド側の入国検査だ。
フィンランド側は簡単で、「日本からバイクでは、
道のりが長かったでしょう」と聞かれた。私は
「Yes, very long way and very hard」と答えたら
職員は笑っていた。これら双方の手続きは30分
足らずで終了し、無事にフィンランドに入国した。
後日分かったことだが、無事にロシアを出国した
事を家族は知っていた。ハバロフスクの領事館
から「ご主人は無事にロシアを抜けました」と

絡が入っていたのだ。感謝感謝であった。
首都 ヘルシンキ
 首都ヘルシンキには午後2:00頃着いた。
小雨の中でユースホステルを探した。ホテル
はヘルシンキオリンピックが行われたスタジア
ムの一角が、今では「スタジオン・スーユホス
テル」となっていた。一泊1,800円位だった。
ロシア最後の町”サンクト・ペテルブルク”は、
ヨーロッパの隣町で、英語も結構通じた。街も
これまでになくきれいだったが、フィンランドは
もっときれいだ。特に農村部の民家がカラフル
になり綺麗だ。ロシアとは全く異なってきた。
同時に物価も一気に高くなった。ガソリンは3
倍以上。日本よりも高い。全てが高い。
多分ここは福祉が充実している分税金が高い
からだと思った。
フィンランドの北部は ”百夜” だった
 夜中の12時35分なのにこんなに明るい。
この時も少し雨が降っていたにもかかわらず、
この明るさだから天気が良かったら、もっと明
るいだろう。
今回のコース上で最も北に近い小さな町で泊
まったログハウスで撮った写真だ。
オーナーはドライブインの老夫婦で、全く英語
が通じない、孫が出てきて説明してくれた。
 この日の午後、フロントタイヤが摩耗していた
ので、やっと見つかったスズキの販売店で交換
した。オフロード用が無かったので、ノーマルの
ミシュラン製へ交換した。
最北部はやはり寒かった。
 バルト海の最北、ボスニア湾に面するもっとも
北の地点に達した時の写真だ。
雨が降ってバイクで走ると手がしびれてとても寒
かった。九州の冬のツーリングの様であった。
北極圏も近く、天気が良かったら、ノルウェーの
最北部まで行きたかったが、この天候では何も
見るものはなく、行くのを諦めた。
この写真の位置は既にフィンランドからスウェー
デンへ入国していたが、国境らしきゲートは無か
った。